オリジナル商品を共同制作
te to ba<手と場>
文具の展示会の際にメーカーである古川紙工(株)さんにオリジナルの「そえぶみ箋」についてご案内を受け、tetoba<手と場>さんへデザイン含み制作の提案をしたところ快諾いただきました。
何度か校正を繰返し、第一弾となる「バラモン凧」が完成しました。
そえぶみ箋は、美濃和紙の自然な質感とさりげないデザインが魅力的な商品で、日常のちょっとしたメッセージや、メモのように気軽に使えるため多くのファンに愛されています。
美濃和紙を中心にさまざまな文具製品を展開する古川紙工株式会社の大人気商品「そえぶみ箋」。今回はこのご当地シリーズとして「五島バラモン凧」を te to ba<手と場>様と共同開発しました。

お客様インタビュー
はい。いつも本当に助けられてばかりで、ありがとうございます。
これまでもイベントを一緒に企画させていただいたことはありましたが、「ものづくり」は今回が初めてなのでとても新鮮な感じです。こちらこそ、今日はよろしくお願いします。

元々「五島全体を結婚式場にしたい」という夢がありました。
五島は高齢者の割合からお葬式が多い島なので、悲しい涙ばかりじゃなく、嬉しい涙を流す人を増やしていきたいという思いが昔からあったからです。移住前は洋服関係の仕事で広報プレスをしていましたが、祖母が五島にいたこともあって孫ターンで戻ってきたんです。
こんなに素敵なロケーションがあるんだから島全体で結婚式ができるぞと思ったんですが、いきなりウェディング事業を始めても人がすぐには集まらないと予想できたので、最初は多くの人に認知してもらうための玄関としてカフェをオープンして、その後は滞在してもらえるようにお宿を、そしてようやく最近ウエディング事業も開始しました。
山戸社長がご提案をしてくださったとき、まさか作れるだなんて考えたこともなかったので本当に嬉しくて。迷わず「やる!」とお返事させていただきました。
最初はサンゴや只狩⼭など富江らしいものを作ろうと考えましたが、やっぱり五島らしさのある「バラモン凧」かなと思って。ちょうどNHKで朝ドラ「舞い上がれ!」が放送されていたこともあって、「バラモン凧」が⼀番最初の商品にするにはいいんじゃないかということで決まりました。

はい。そえぶみ箋はイラストがワンポイントでさりげない感じも魅力の一つなので、バラモン凧を忠実に再現しつつもちょっと簡素化するというか、記号っぽいような形にしました。
作るに当たって、使える⾊の数(2色)や濃淡の表現などいくつか制約がありました。本来のバラモン凧はカラフルな物が一般的ですが、2色刷りで表現しなければいけなかったので悩みました。あと結構小さい用紙なので、細かいデザインだと版がずれてしまうので焦りました。
そうですね。文房具界隈で全国的にも有名なそえぶみ箋を販売させてもらってから、「そえぶみ箋マニア」の方々からご購入いただくことが増えました。
このそえぶみ箋は、イシマル五島とte to baの2店舗のみでの販売とさせていただいているんですが、『全国のご当地そえぶみ箋を集めてるので送ってほしい』というお問い合わせもいただきます。その人気ぶりには改めて驚きました。

五島はちょうど今からのシーズン(春)、本当にプレゼント需要が上がるんです。島を離れる人たちや職場を離れる人たちへ向けたプレゼントとして売れていきます。
毎日多くの方が島を出入りするので、靴下、ハンカチなどの重たくないものがよく売れます。そえぶみ箋は贈り物にもいいですが、和紙なのできちんと感もあり、そっと気持ちを添えられるので自分用にもおすすめです。
そうですね。五島全体でも言えることですが人材不足なので、どうしてもうちだけでは対応が難しかったと思うんですが、イシマル五島さんが間に⼊ってサポートしてくださることによって、いろいろとすごくスムーズに進んでいったなと感じてます。

オリジナル商品をどんどん増やしていきたいなと思っています。特に私自身も文房具はすごく好きなので、そえぶみ箋のような紙物とかはまた一緒に作れたらいいなと思います。なかなか大きな成果にはならないとは思うんですけど、それでもこれを見て、これを送られた人が五島のことを思い出してくれると思うので、そういうものはこれからも作り続けていきたいなと思います。
あとは、期間限定のポップアップショップを出店したり、イベントの場所を提供するなど、人が集まる場所を作っていくような活動もしていきたいです。同じ島で商売されてる方にもお声かけして、ライバルバチバチじゃなく一緒に子供たちが喜ぶようなイベントができたらいいなと思います。
インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。今後も末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。
※インタビュー2024年1月時点
te to ba<手と場>
長崎県五島列島富江町に位置し、かつお節店だった築140年の空き家を地域住民と”手と手をあわせて”改装し営業しています。カフェを経営する傍ら、「五島 手しごと市」の開催やデザインなどその活動は多岐にわたります。2020年には宿泊施設「ホステルta bi to <旅人>」がオープン。近年ではte to ba<手と場>によるウエディング事業「Goto Wedding」を手がけています。
〒853-0201
長崎県五島市富江町富江323-5
tel : 0959-86-0750
te to ba<手と場>:https://www.tetoba.net/
